【データで解説】「半沢直樹」が最終回で視聴率30%を狙えるこれだけの理由

なぜラストスパート点火に成功したのか

ドラマ『半沢直樹』第8話が、世帯視聴率25.6%(ビデオリサーチ関東地区)と、今シリーズ最高視聴率を記録した。最終回まで2話を残しての最高記録とは、視聴者のさらなる期待を感じさせる。

前週の9月6日放送回は、緊急生放送となり、ドラマは1回休みだった。この1週間の空白がドラマにどう影響するか心配されたが、現実には8話への追い風となったようだ。しかも今回の演出を振り返ると、今まで以上のパワーアップを見せている。

ラスト2話の視聴率は、右肩上がりも、最終回の30%超も視野に入ってきた。すでにフルパワー全開ななか、なぜラストスパートの点火に成功したのか。データで明らかにしてみよう。

 

すべてのタイミングで7話までを上回る

ビデオリサーチの平均視聴率だけでは、第8話のどの部分が優れていたのか分かない。
そこで全国で約210万台のインターネット接続テレビの見られ方を調べるインテージ「Media Gauge」で、15秒毎の接触率を比べてみた。すると、面白いことがわかった。

これを見ると、第8話はドラマが開始した9時ちょうどからエンディングで数字が急落するまで、CM時間を含めた全ての瞬間で、『半沢直樹』の他の話を上回った。しかも波形は、CMを除き右肩上がり続きだ。

第8話は全編にわたり、多くの視聴者に支持されていたことがわかる。