例えば「IHADA=医肌」と言うブランド。肌荒れ、にきび、花粉といった、身近なトラブルを治すスキンケアとしてすでに定着しているが、通常は痒み止めが使えない“目周りの痒みにも使える医薬品”があったりする。アイメイク自体が痒みの原因になったりもするわけで、化粧品メーカーの強みを生かした薬ラインナップが注目を浴びているのだ。

さらには、最近とくに敏感肌分野に力を入れていて、まさに皮膚科と化粧品の間にもう一つカテゴリーを作りそうな勢い。20代~30代の7割の人が過敏を訴える時代、コロナ禍もあって敏感肌がかつてないレベルで増えている事に、いち早く対応したようにも見える。
会社が大きすぎると、どうしても動きが鈍くなるものだが、資生堂が動くと業界が動くと言うほどに、資生堂は今、時代の変化に最も敏感な化粧品メーカーとも言うべき先進的な動きを見せているのだ。まさに「伝統あるブランドほど革新的」ということを身をもって証明するように。

前回も触れたように、最も権威ある化粧品研究開発のオリンピックといってもいいIFSCC大会において、資生堂は世界最多の受賞数を誇る。受賞数は通算27回、最優秀賞を23回も獲得。言うまでもなくこれは他社を圧倒する数だが、ほぼ毎回の受賞はその回数以上に、資生堂の研究開発が化粧品の領域を超えた未知なるゾーンに入っていることを物語る。

最近ではいわゆるゴースト毛細血管を蘇らせる研究が最優秀賞をとっているが、(クレ・ド・ポーボーテで商品化)、血管研究ではまさに他の追随を許さず、シミの下で毛細血管に異常があることを突き止めた時も、(HAKUで商品化)、膠着状態であった美白界でのこの発見のインパクトは、世界に衝撃を与えた。

目もとのかゆみに使える「医薬品」。イハダ プリスクリードi 6g¥990(税込)
 
美白といえば、の代名詞的存在。HAKU メラフォーカスV45g¥11000(税込)
クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム50mL¥27500(税込)。どのジャンルをとっても、どの価格帯をとっても、ぐるりと先進的。資生堂にはいつも発見があり、発明がある。世界的に権威のある化粧品開発のオリンピックではほぼ毎年のように最優秀賞をとっている最強の実力派である事は間違いない。

一方で「肌は知性を持っている」という発見でも、スキンケアの未来の扉を開け放したことで、絶賛を浴びている。肌と心、肌と脳のつながりにおいて、ここまで掘り下げた研究は世界に例を見ない。まさに“発見の資生堂”といってもいいほどの快挙を次々に成し遂げているのだ。