千代田区HPより
# 政治 # 三井不動産 # 千代田区長

疑惑の千代田区長と「お得意様扱い」で厚遇した三井不動産との関係

「日比谷ミッドタウン」も関連している

「大の不動産好き」で有名

小池百合子都知事の側近として知られる石川雅己千代田区長が、千代田区議会に刑事告発されたのは8月26日。市ヶ谷駅近くの人気の億ションを、抽選によらない特別枠で、石川氏が家族との共同名義で購入したことが疑惑を招いた。千代田区百条委員会に証人喚問された石川氏は、虚偽の陳述をしたとして東京地検に告発された。

小池都知事の支援で石川氏は当選した/photo by gettyimages
 

石川区政は9月、名誉挽回のためか、区民一律12万円の新型コロナ対策特別支援金の給付を決めたが、9月13日には、NHKが、千代田区内の町会長らに石川区長が公費で1万5000円のコース料理や酒をふるまっていたことを報道。法律が禁じる有権者への寄付ではないかとの新たな批判が起きている。

石川氏は、以前から「大の不動産好き」(千代田区関係者)で通っており、千代田区内などの超高級マンションを家族との共同名義で、何度も売り買いしてきた。

石川氏が、不動産売買で、一定の収益を上げてきたことは、石川氏の「所得等報告書」からもうかがえる。千代田区役所は、2016年分以降の石川区長の「所得等報告書」を閲覧公開している。

それによると、石川氏は、1835万円の給与とは別に、不動産売却に関わる収入として約62万円の一時所得を得ていた(16年4月21日付の報告書=補充提出分)。また翌17年の報告書によると、横浜市内の不動産の売却で約669万円の長期譲渡所得を得ており、さらに18年4月の報告書には、千代田区富士見のマンション売却で1508万円の短期譲渡所得があったことが記されている。

石川氏が1508万円の売買差益を得たとされる千代田区富士見のマンションは、三井不動産の100パーセント子会社の三井不動産レジデンシャルが販売した物件だ。

現在、百条委員会が疑惑を追及している千代田区三番町のマンションも同じ三井不動産レジデンシャルの物件なので、石川氏は14年から17年にかけて三井不動産レジデンシャルのマンション2部屋を続けて売り買いしたことになる。