強面&マッチョだけじゃない!
世界進出も果たす“漢”、マ・ドンソク

マ・ドンソクは、強面ながら、韓国では「マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)」というニックネームがあるほど多くの人に愛されている、韓国エンタメに欠かせない存在。数えきれないほどの作品に出演し、どんな脇役であろうと圧倒的な存在感を放ちます。名前を聞いてピンとこない人でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

〔PHOTO〕Getty Images

このムキムキな肉体美は一度見たら忘れられないはず(笑)。丸太のように太い二の腕、シャツのボタンが弾け飛びそうな厚い胸板、パッドいらずの広い肩幅……鍛え抜かれた肉体につい目が行ってしまいますが、彼の演技力も折り紙付き!

前述で紹介したコン・ユ主演のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』では、赤ちゃんの誕生を心待ちにする愛妻家に扮し、大切な人を必死に守る熱い男を演じました。その姿はあまりにカッコよく、“影の主役”と称されたほど。

その後、実際に起こった事件を元にした『犯罪都市』(2017年)、アームレスリングの世界を舞台にした『ファイティン!』(2018年)、妻を誘拐され独自で犯人を追い詰める夫を演じた『無双の鉄拳』(2018年)、元ボクサーの女子高教師を熱演した『守護教師』(2018年)など、立て続けに主演を務めます。

さらに、今年7月に日本公開されたバイオレンスアクション映画『悪人伝』(韓国では2019年に公開)では、凶暴なヤクザの組長を演じ、マ・ドンソクといえば「これこれ!」といった鉄拳、乱闘、血まみれなシーンをたっぷり見せてくれます。そんな作品ですが、カンヌ国際映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング部門」にノミネートされ、上映されるやいなや観客たちが熱狂したそうで海外の評価も高い良作なのです。

〔PHOTO〕Getty Images

演じる役は悪者ばかりではなく、コメディにも挑戦していて、現在 Netflixなどで配信されているドラマ『元カレは天才詐欺師 ~38師機動隊~(原題:38師機動隊)』(2016年)で痛快に悪者退治する公務員を演じ、チョン・へインも出演している映画『スタートアップ!(原題:始動)』(2019年)でおかっぱ頭のシェフという見た目から強烈なキャラクターを演じています。はにかんだ笑顔がなんとも可愛く、ルックスとのギャップがたまらない!

そして、2021年公開予定の『エターナルズ(原題)』では、なんとハリウッドに進出! アンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、サルマ・ハエックなど、ハリウッドのトップ俳優たちが出演するマーベル新作映画に登場するのです。世界レベルの“漢”、マ・ドンソク旋風きてます!