〔PHOTO〕Gettyimages

山下智久の活動自粛、ここへきて見えてきたジャニーズの「処分」の意味

処分は重かったのか、軽かったのか

処分は重かったのか、軽かったのか

“未成年スキャンダル”が報じられた山下智久は、所属のジャニーズ事務所から「一定期間の芸能活動自粛」の処分を受け、これが世間で大きな議論になった。

意見のひとつは「処分が甘い」というもの。ホテルで未成年女性と過ごしているのに、ジャニーズ事務所の弁明ではその点については言及されていなかった。「飲食店で年齢を偽って入店していた女子高生と居合わせただけ」という表現にとどめた事務所の見解は、現場で一緒に飲食していたKAT-TUNの亀梨和也が「厳重注意」にとどまったこととの違いを説明できていない。

本来、ホテルで女性との淫行があったかどうかは法にも触れる最重要なポイントで、そうであるなら未成年の問題で過去、芸能界から追放された極楽とんぼの山本圭一、俳優の小出恵介、TOKIOの山口達也らの芸能界追放と同等の扱いでないとおかしいというわけだ。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

逆に「厳しすぎる」という意見もあった。国際政治学者の三浦瑠麗氏は情報番組で「人権をどこまで縛っていいのか。不当に長い期間休ませるのは厳しすぎる。コロナ禍に新しいガールフレンドと出会うのは禁止なのか」と意見した。

問題となったのは前述のように相手が未成年女性で、法に抵触する可能性があることだからで、この主張は論点がズレている。が、未成年との淫行を一旦脇に置いて「タレントの処分の大小」だけを問うならば、一部の法律家からも「店が未成年でないことを確認している事実があるので処分は不当」と解釈する声もあるし、一部ファンからも「刑事事件になっていないのだから」との意見がある。