【漫画】「だれか助けて!」家出した柴犬が火事に巻き込まれた結果…

東日本の架空の港町・福音浜で、自らの傷に向き合いながら日々を過ごす人々を描いた『柴ばあと豆柴太』のコミックスが話題を呼んでいる。

本作は、京都出身の著者・ヤマモトヨウコ氏が、転勤で感じた「それでも前を向いて、愚痴を言わずがんばっている東北」への思いを描いたストーリーと4ページからなる物語だ。

東日本大震災で、大きな傷を負いながらも、前へ前へと向かい続ける東北に対して「がんばっているのを知っています」を伝えたくて、描いた物語に、「勇気をもらえる」との感想が次々送られている。

特にコロナ禍の今、「人間同士のつながりの強さ」「そばにいてくれる小さなぬくもりの大切さ」など……に、共感がゆっくりゆっくり寄せられ、東日本だけでなく、全国から感想が寄せられた。

今回のストーリーは、ネギの収穫の手伝いでちやほやされず、すねてしまった豆柴太が家出してしまい……というストーリー。震災で、人々を助けきれなかったことを心の傷にしている消防士・阿子島も登場する。

 

著者のヤマモト氏は言う。

「コミックス発売では、東北の書店さんがたくさんの応援をしてくれました。東北の温かさをあらためて感じられて、頑張らなくちゃいけない……という気持ちに改めてなっています。

この話で出てくるネギは、東北の名産です。東北のネギはとてもみずみずしくて、太くしっかりしたものが多いです。甘くしっとりした味は、鍋にいれても、焼いても本当においしいです!

今回のストーリーでは、このネギのもつたくましさが、東北のもつ力に近い気がして、食材として、テーマにさせてもらいました。

ネギのたくましさからもらったエピソードがかけたことがうれしかったです。

ぜひぜひこの話を読んで、一度東北のネギを食べたい……と思ってもらえたらうれしいです!」

次回更新は、10月1日。家出した豆柴太の運命は? ネギがどうからんでくるか……どうぞお楽しみに!

2011年3月……ボクと柴ばあは出会った。東日本大震災で家族をなくしたひとりと一匹が
よりそうながら暮らす東北のある港町。お弁当屋さんを営む柴ばあと、小さな豆柴犬の二人暮らしをめぐる四季の物語。東北の温かさと、せつなさが伝わるストーリーと4ページのそれぞれの心象風景できりとった、新しい形のコミックス。たのしい4コマをはじめとした描きおろしもいっぱい!

『柴ばあと豆柴太』(ヤマモトヨウコ著、講談社)

公開中のエピソード

作者紹介

ヤマモト ヨウコ

京都府出身。現在、転勤で仙台在住。初連載に緊張中。豆柴太をよろしくお願いします! https://twitter.com/YY0905

次回は10月1日更新!