最高の色気、命との向き合い方

ラスト♡シンデレラ(2013年、フジテレビ)
女を捨てたアラフォー「おやじ女」と15歳年下の青年との恋を、大人の恋愛事情をからめながら描いたラブコメディ。
それまで真面目でピュアなイメージの役柄の多かった春馬くんが、ガラリとイメチェン!
茶髪のロン毛、ヤバすぎる色香を放つ美青年になっていて、ぶっ倒れそうになった。

 
最初はある計略からヒロイン(篠原涼子さん)に近づいたが、次第に本気になっていく春馬くんの一途さに、激しくキュンとする!
基本は、フジテレビのお家芸的な軽いラブストーリー。
あえて狙っているのかもかもしれないが、演出やBGMも少々ダサくて気恥ずかしくなる部分もある。
が、そんなことはどうでもよくなるくらい、この時の春馬くんの魅力は圧倒的だ。

篠原涼子さんの振り切ったオヤジっぷりも見事だが、この作品の成功は、春馬くん以外の役者が相手役ではあり得なかっただろう。
20代前半の、最高に美しく色っぽい春馬くんを、ぜひとも観ていただきたい!

2013年ルイ・ヴィトンのシエキシビションにて Photo by Getty Images

僕のいた時間(2014年、フジテレビ)
 
ヤバイ色気の王子様のような美青年を演じた翌年に春馬くんが挑んだのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病に冒された青年の役だった。
徐々に全身の筋肉が衰え、最終的には死に至るという運命を知った時、それまで何となく生きていた青年は、生きることと真剣に向き合い始める。

恋人役は『君に届け』でも共演した、多部未華子さん。
次第に不自由になっていく身体と、命のリミットに直面しながら、人を愛することはできるのか……?
「命を題材にしたドラマをやりたい」と春馬くん自身がプロデューサーに企画をもちかけたという、渾身の一作だ。

2014年、行定勲監督の『真夜中の五分前』で釜山国際映画祭に招待された。この映画は上海を舞台にし、三浦さんは見事な中国語も披露 Photo by Getty Images