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無観客期間を終えて…競輪、競艇場で働く「予想屋」「飲食店」はいま

新しい生き方を模索する中で
佐藤 永記 プロフィール

また、レース場を運営する企業が場内飲食店を直営しているところもあり、そういった場合は、ネット投票での売上が好調である面から、飲食店の休業による収入減も相殺できてしまう。

だが、場内に出店している常設店の経営者や、レース場以外に店舗を持つも規模的な問題から楽ではないという経営者も多い。

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同じく松戸競輪で昨年6月から新規出店したビール店「WithDream」もまた、他事業を扱っているとはいえ、コロナ禍による休業で大きく影響を被った1人だ。

昨年から松戸競輪のスタンド2階に新規出店させてもらい、おかげさまで多くのお客様に利用してもらっていたのですが、コロナによって休業に追い込まれました。本来ならば、松戸でのレース開催日のみ営業していたのですが、今年5月の競輪ダービーの場外発売日以降、レースのやっていない場外発売日にも店を開くようにする予定でした」(店長・馬場健之さん)

世界のビールとこだわった食事を用意し、人気店舗となっていたWithDream。営業日拡大の宣伝のため、冠レース(自分の好きなレース名を付けられる、個人協賛競争を指す)も開催予定だったという。

4月下旬に『WithDream CUP』という冠レースを開催するはずでした。ここで5月からの場外日営業もお知らせする予定だったのです。別事業もあったので、経営を続けられたのは幸いなほうですね。有観客開催が再開した7月16日から営業も再開し、8月からようやく場外日にも営業を開始することになりました」(馬場さん)