果たして夫は出産に立ち会えるのか

幸い大きなトラブルもなくサンフランシスコ経由でハワイへ到着でき、自宅での14日間の隔離生活も無事終了しました。

3歳児ふたりと妊婦の3人でのフライト! 写真提供/山田ローラ

ハワイはいまだにロックダウンしていて、日本より厳しい状態。ただ、買い物や飲食店の制限は厳しいのですが、外出そのものが禁じられてはいないので、双子と空の下でお散歩して過ごしています。

お散歩姿を撮影しては章仁さんにも送っています 写真提供/山田ローラ

残す問題はあと一つ!
いつ、どのタイミングで夫がハワイにこられるのか⁈

ハワイでは観光再開に向けて入国の72時間以内にPCR陰性の結果があれば14日間の隔離は免除されるシステムを検討しているようですが、それも毎月延期になっています。
つまり、現状で夫が出産に間に合うようにハワイに来たくても、14日間の隔離が決定となれば、ハワイに長期滞在しないと難しいのです。しかも隔離中にもし私が産気ついてしまった場合は立ち会いが出来ないので、なおさら出産予定日ギリギリに到着とはいかないわけです。

幸い夫の所属先がとても理解があるチームなので、ハワイへ長期行く日程などを承諾してくれました。

これですでに2ヵ月以上会っていない夫にもやっと再会できる日にちが決定し、ワクワクできるはずなのに……。

今度は「いつ私が日本へ戻れるか問題」に直面しています。
通常なら、産まれた赤ちゃんのパスポートを申請し、届くまでに遅くとも生後数ヵ月で日本に帰れるはずでした。
けれどまた降りかかるコロナ問題。リモートワークなどの影響で、ハワイで出生証明書が届くまでに普段より数倍の時間がかかり、証明書がないとパスポートも申請できない。聞くところによれば、パスポートが届くのに4ヵ月程かかった家族もいたらしく、、今の状況だといつ赤ちゃんを連れて日本に帰れるかわかりません。

いまこそコミュニケーションが大切

加えて、夫もラグビーのシーズンスタートに伴う練習や合宿が始まるので、産後日本へ帰国した後、またいつハワイに来られるのかは予想もつきません。
今までは会えない時期が多くても、また再会できる目標日程が明確に分かっていたので遠距離でもなんとか乗り切っていました。
しかし、今回は再会できる目処が立たないままです。

不安や寂しさのなかでも、付き合い当初から遠距離な関係を続けてきた私達には「遠距離家族」は通常運転。それでも、今まで飛行機が飛ばない、お互いの国への入国制限があるなどの問題が訪れるとは考えてもいませんでした。

当たり前のように海を渡ることが困難になった今、もっとも大事にしているのはコミュニケーションです。常に状況が変わってくる環境の中で、お互いそれぞれの国の最新の情報を収集し、共有することで負担などのバランスを保っています。いつ会えるかわからない! 辛い! だけだと寂しい想いが全面的に出てしまって、誰もハッピーなれません。コントロールできることはちゃんとして、あとは自然に任せるように私達遠距離家族は日々過ごしています。

現在のローラさん。お腹がこんなに大きくなっています。章仁さんが出産に間に合うように祈るばかりです 写真提供/山田ローラ