元銀行員芸人が語る!メガバンクの意外と知らない「出向システム」

おたまじゃくし中西の「銀行業界」解説
 

現代ビジネス(講談社)発の「半沢直樹」倍返し情報部は、「半沢直樹」シリーズの最新刊情報から、ドラマ版のキャストインタビューまで、さまざまな「半沢直樹」コンテンツを毎日配信中だ。

1週間の充電期間をもって、いよいよ今夜ドラマ第8話(TBS/夜9時~)が放送される。前章では、エリートバンカーの出世街道を外れて東京中央銀行の子会社である東京セントラル証券へ出向となっていた半沢。だが、見事復帰を果たし、東京中央銀行営業第二部へと返り咲いた。

しかし、「半沢はそもそもなぜ出向するハメに…?」と疑問を抱く視聴者もいることだろう。そこで、現代ビジネスでは「半沢直樹」の舞台である金融・銀行業界における「出向」システムについての解説動画をお届けする。

解説者は、大阪吉本で活躍する漫才コンビ「おたまじゃくし」のボケ担当・中西亮太さん。中西さんは芸人になる前は、大学卒業後に地元三重県の百五銀行に勤務していた経歴を持つ。「僕はメガバンク出身ではないのですが…」と自虐する中西さんだが、自身の経験と昨今のメガバンク事情を調査したうえで、アップテンポに語ってくれた。

 

銀行に籍を置いたまま他の会社で働く

第2回では、メガバンクの「出向システム」について解説します。

まず、銀行における出向とはいったい何なのかと言いますと、「銀行に籍を置いたまま他の会社で働く」ことを意味します。他の会社とは、銀行の取引先や関連会社などが挙げられます。

この出向には、2パターンあります。メガバンクの出世ピラミッド構造の下層部に位置する20~30代の若手のときの出向と、上層部における40代以降の出向です。