9月18日 日清がカップヌードルを発売(1971年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1971年の今日、日清食品がカップヌードルを発売しました。

 

連続テレビ小説『まんぷく』の題材にもなった日清の創業者・安藤百福(あんどう・ももふく、1910-2007)は、1958年に開発した世界初のインスタントラーメン・チキンラーメンを大ヒットさせました。安藤はインスタントラーメンを国際食に押し上げるべく、外国人にも食べやすい方法を日々考えていました。

欧米視察の際、現地の人がチキンラーメンを2つに割り、紙コップに入れて食べているのを見た安藤は、カップにお湯を注ぐだけでできあがる「カップラーメン」のアイデアを思いつきました。カップの中央に麺を配置しなければならないという課題は、面の塊にカップをかぶせるという「逆転の発想」によって解決しました。

こうして出来上がったのが私たちのよく知る「カップヌードル」です。当初は夜勤の多い警察官や消防官を中心に売れていましたが、1972年に起こったあさま山荘事件で機動隊員がカップヌードルをすする様子がテレビに映ったことがきっかけとなり、またたく間に全国区となりました。

ニューヨークで行われた日清のイベント。カップヌードルは今や国際食だ Photo by Getty Images