On the Slope Soil
坂ノ途中 soil

自然のなかの豊かな土壌で栽培・収穫されたものを原料とした調味料やおやつなども販売している。東京と京都に、取扱店や卸先が多数ある。

「坂ノ途中」という社名には、就農希望者や成長途上にある新規就農者の良きパートナーであろうという願いが込められているのだそう。それは、農業を持続可能なものにし、持続可能な社会にたどりつくためには、環境負荷の小さな農業に取り組む人を増やすことが必要だという考え方に基づいている。

環境に負荷をかけず、おいしい野菜を育てる就農者を支援していく。偶然立ち寄った人が、買った野菜のおいしさからリピーターになることも多いそう。

提携農家は、関西を中心におよそ250軒。その9割は、新しく農業に挑戦した新規就農者だ。例えば前職は料理人だったり、体調を崩したことがきっかけだったり、なにかしらの気づきがあって転職した人が多い。化成肥料や農薬に頼らず、環境負荷の小さい農業に取り組み、とびきりの野菜を育てている意欲的な人ばかりだという。

コーヒーは中国雲南省やベトナムからフェアトレードで仕入れた「海ノ向こう」シリーズや、京都のロースターとのコラボアイテムなどオリジナルを販売。

ところが、小規模スタートで収穫は少量、安定しないとなると、売り先はなかなか見つからず、営農を続けていける人はほんのひと握りとなってしまう。そこで「坂ノ途中」は個人宅配に力を入れている。定期購入というシステムによって、農家や「坂ノ途中」にとって、出荷量やスケジュールが把握できるため、農家を支援しやすくなるから。さらに、レストランや小売店への卸販売や、直営店〈坂の途中soil〉を運営するなど、多様な販路を維持。

店長がバイイングしているラムレーズンサンドやにんじんケーキといったビーガンスイーツも人気アイテム。

また、社内にITエンジニアを招き、集荷や管理など自動化できる部分を効率化し、新たな仕組みを作ることで、少量で不安定な農産物をスムーズに扱えるように工夫してきた。ほかにも、本屋とコラボしたレストラン〈OyOy〉や生産者とバイヤーを繋ぐサービス「farmO」を立ち上げるなど、さまざまな活動を行っている。

坂ノ途中 soil
京都市南区西九条比永城町118-2
☎070-5347-0831
営業時間:月~金11:30~13:30、14:30~18:00、土11:30~18:00
定休日:日・火、第2・第3月
www.on-the-slope.com/soil

HYAKUSHOKUYA
佰食屋

1日100食限定の国産牛ステーキ丼専門店。代表を務めるのは、西日本豪雨などの大規模災害の際に、お店をスモールサイズ化させるという新しい発想で売り上げ減少や余剰食材といった問題を解決し、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞した中村朱美さん。

毎日100人分の食材を仕入れ、100人に提供することで、新鮮で作りたてのおいしさが叶い、フードロスもほぼゼロに。原材料は無添加、無化学調味料。「お客さまも働くメンバーも、みんなが幸せになれるお店をつくりたい」という想いから、高齢者を始め、幅広い世代もスタッフとして活躍しているそう。

佰食屋
京都市右京区西院矢掛町21 シュール西院1F
☎075-322-8500
営業時間:11:00~14:30
定休日:水
www.100shokuya.com