Photo by gettyimages

東京五輪は「絶望的」か…コロナワクチン治験で見つかったヤバい副反応

日本人のワクチンが足りなくなる…

治験中に生じた「原因不明」の病気

英製薬大手、アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同で開発している新型コロナウイルス・ワクチンの臨床試験(治験)を中断した。発足が確実な「菅義偉政権」のコロナ対策、さらに東京五輪・パラリンピックの開催問題にも影響を及ぼすのは必至だ。

ワクチン開発の中断は、米国の医科学メディア「スタット(STAT)」が9月8日、特ダネとして報じた(https://www.statnews.com/2020/09/08/astrazeneca-covid-19-vaccine-study-put-on-hold-due-to-suspected-adverse-reaction-in-participant-in-the-u-k/)。それによれば、アストラゼネカは臨床試験の過程で「説明不能の病気が起きている可能性(a potentially unexplained illness)」があるとして、自主的にワクチン接種を中断した、という。

イギリス ケンブリッジにあるアストラゼネカ社の本社[Photo by gettyimages]
 

同社は2回にわたって声明を発表し、スタット記者はツイッターで、その全文を公開した。2回目の改訂版は次の通りだ(https://twitter.com/RebeccaDRobbins/status/1303491310968479745)。

ーーーーー

我々は独立した委員会が安全性に関するデータを検証するために、無作為で管理された世界的な臨床試験プロセスの一貫として、我々の基準に照らして、自主的にワクチン接種を中断した。これは、臨床試験で説明不能の病気が起きている可能性があるときは、必ず実施する通常の手続きである。

一方、試験の信頼性を確保するために、この事態について、調査が実施される。一般的に、臨床試験での病気は偶然に生じるが、それは注意深く、独立して調べなければならない。我々は、臨床試験の開発工程に与える影響を最小化するために、今回の出来事の検証を進める。我々は、試験参加者の安全と最高水準の試験基準を守ることを約束する。

ーーーーー