俳優の伊勢谷友介さん〔PHOTO〕gettyimages

伊勢谷友介さん大麻逮捕…薬物事件の「刑罰が厳しすぎる」という重要論点

一番効果のある対策は何か

伊勢谷さん逮捕をめぐって

俳優の伊勢谷友介さんが大麻取締法違反容疑で逮捕されたとの報道があった。昨日からネットやワイドショーはこのニュースでもちきりである。

最近の傾向としては、「出演作品の放送中止や自粛などは控えるべき」「作品に罪はない」などの意見も目立つようになっている。それはそれで大きな「進歩」かもしれないが、まだそこで足踏みしている気がしないでもない。

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というのも、テレビでは警察署に連行される車の映像を繰り返し流したり、その警察署の前で中継をしたりといった様子であり、「相変わらず」という印象は拭えない。

おそらく、保釈される際には、警察署の前にはテレビカメラが列をなし、「謝罪セレモニー」が行われるのだろう。

 

以前から芸能人が薬物で逮捕されるたびに主張していることであるが、あたかも「晒しもの」のように、謝罪や連行の場面を繰り返し報道することは、やめるべきである。必要以上に社会的バッシングをしたり、晒しものにしたりすることに何の意味があるのだろうか。

大麻の依存性や害、合法化をめぐる議論については、かつて「そもそも大麻とは何か?」で述べたので、そちらを参考にしていただき、今回は薬物に対するバッシングや刑罰の是非について考えてみたい。