2020.09.17

食の改善でこれだけ違う! 結果を出す人が「やめた」8つの食材

200冊の健康本を試して到達した結論
国府田 淳 プロフィール

4 依存作用に気をつけよ……砂糖

砂糖は素早く吸収されて脳に伝達されるため、「エンドルフィン」という快楽物質が分泌され、一瞬は幸せな気持ちになるものの、すぐにその効果は薄れてしまいます。すると、さらに甘いものが欲しくなり、供給されないと精神的に不安定になってキレやすくなります。さらに、甘いものをどんどん食べると当然太りますし、糖尿病などの疾患につながることもあるなど、さまざまな不調の原因となります。砂糖にはドラッグと同じような依存作用があるといわれるのも、納得がいきます。

砂糖の中でも特に良くないとされているのが、精製された白い砂糖です。砂糖の原材料はサトウキビやてんさい(別名サトウダイコンと呼ばれる植物)などですが、製造の過程で漂白したり、結晶化させるために石灰と混ぜたりするなどの手が加えられるため、原材料にあった食物繊維やビタミン、ミネラルなどは失われてしまいます。この、甘いだけで何の栄養素もない精製された砂糖が、血液の酸化や糖化を促したり、ビタミンやミネラル、カルシウムを奪ったりして、うつ病などの精神疾患やアレルギー、アトピー、ガン、集中力や記憶力の低下、肌荒れや老化、虫歯など、あらゆる不調を引き起こすのです。

 

甘いものが好きな私は、精製された砂糖の代わりに、てんさい糖やきび砂糖、黒糖、メイプルシロップ、アガベシロップ、ココナッツシュガー、天然のはちみつ、ラカント(羅漢果という植物)、有機砂糖(オーガニックで高度な精製を行なっていない)、オリゴ糖などを使ったものをなるべく選ぶようにしています。もちろん代替のものにも各種の意見があり、たとえばはちみつには賛否両論ありますし、てんさい糖やサトウキビも農薬が大量に使われているという話や、そもそもどの糖分も良くないという主張もあり、多角的に見る必要があります。

私が甘味でよく食べるのは、カカオ70%以上で有機サトウキビ糖などを使っているダークチョコレートや、ノースカラーズ社の純国産・北海道黒豆の甘納豆(てんさい糖を使用)、サトウキビ糖を使っているココナッツチップスなどです。

砂糖の摂取目安については、WHOによると、1日25g、角砂糖6個、ティースプーン6杯、スティックシュガー8本ほどのイメージです。500mlのペットボトルの炭酸飲料に含まれる糖分は50〜70g、スポーツ飲料が30gですから、1本でアウトです。ショートケーキやアイスクリームは30g程度なので、これらも1個でアウト。缶コーヒーやカップケーキ、あんパンは15g程度で、半分くらいの量にあたります。こうして見ると、すぐに摂取目安を超えてしまいますね……。

また、エナジードリンクには炭酸飲料と同じくらいの糖分が入っている上に、カフェインや大量の添加物も含まれていますので、体への悪影響が世界的に問題になっています。特に子どもへの影響は深刻とされているので避けましょう。私は昔、編集職だった頃は徹夜も多く、自分に対してだけでなく、周囲への差し入れにも必ずエナジードリンクを選んでいました。良かれと思ってたくさん配っていたことを思い出すと、複雑な心境です……。

関連記事