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習近平が大迷走…! いよいよ追い詰められた「中国経済」のヤバい末路

起死回生策の「一手」を打ち出したが…
福島 香織 プロフィール

習近平が「語ったこと」

8月24日の経済社会領域専門家座談会でも十四次五か年計画の時期に構築する新たな発展スキームとして、この「双循環」について言及。9月1日に習近平が召集した中央全面深化改革委員会第十五回会議でも、改革のアングルから「双循環」について述べ、新たな発展スキームが強大な動力を構築するのだと強調した。

このように習近平が繰り返し述べている「双循環」については、当初は、海外のエコノミストたちは「国内大循環を主体とする」という表現に注目し、これまで世界の工場としてグローバル・サプライチェーンの重要な位置に組み込まれていた中国は、国内の経済循環を主体に「自力更生」の計画経済に回帰するということではないか、と考えた。

おりしも、米国の圧力で、ファーウェイなどのハイテク企業や中国交通建設集団などのインフラ建設企業などが米国主導のグローバル・サプライチェーンからデカップリングされつつあった。この結果、かつて経済が東西両陣営にわかれていたように、西側自由主義社会と中華的全体主義社会の二つの経済圏に分断され、ブロック化するとの予測があり、そうした予測に対応した経済スキームが「双循環」だとうけとられた。

米国から「葉所米国から「排除」されたファーウェイ photo/gettyimages
 

だが、こうした海外の論評に反するように、習近平は「新たな発展のフレームワークはけっして閉鎖された国内循環のことではない」「むしろ、わが国の発展段階の環境条件の変化に基づいていえば、わが国の国際協力と競争のあらたな優勢を形づくるための戦略的選択だ」とも説明した。

本当のところ、どんなスキームなのか。

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