習近平が新たな動きに出てきた… photo/gettyimages
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習近平が大迷走…! いよいよ追い詰められた「中国経済」のヤバい末路

起死回生策の「一手」を打ち出したが…

習近平がぶちあげた「双循環」構想の中身!

10月に開催される中国共産党中央委員会第五回全体会議(五中全会)で、第14次五か年計画(2021―2015年)と2035年遠景目標提案が制定される。

中国の中長期的経済の方向性を決めるこれら重要な政策について、おそらくキーワードとなるのは「双循環」という概念だろう。

だが、これは今年5月に初めて登場した新語で、具体的にどのようなものなのか漠然としすぎている。特に米国が中国の人権侵害問題や南シナ海の人工島建設にかかわる企業や官僚にたいして厳しい制裁を行い、中国がグローバル経済からデカップリングされつつある中で、この「双循環」が中国経済の起死回生を導くことができるのだろうか。

習近平が突然打ち出した「双循環」とは… photo/gettyimages
 

そもそも双循環という言葉は今年5月14日、中央政治局常務委員会会議で提案され、その後、全人代(全国人民代表大会)と全国政協(全国政治協商会議)の両会で行われる分科会でも討論のテーマとなった。

習近平総書記は全国政協の経済界委員会の場で国際情勢を分析しながら、国内需要を満足させることを立脚点にして形成した「国内大循環」を主体とした、国内・国際の二つの循環を新たな発展スキームとするという考えを「双循環」の定義として説明。7月30日の中央政治局会議でも同様の定義が再度強調された。

さらに習近平総書記は7月21日に企業家座談会を招集し、「大循環」と「双循環」に内在するロジックを説明。8月に洪水被災地の安徽省を訪問したさい、合肥で開催した幹部会議で、安徽を含む長江デルタを「双循環」とリンクさせる最初地域に指定している。