モンツァを走ったFW43/photo by gettyimages
# F1

43年の歴史に終止符「ウイリアムズ F1」の忘れられない名車たち

ケケ、プロスト、マンセル、セナ……

ここ数年はトラブル続きで

「ウイリアムズだけでなく、私たちが愛したこのスポーツで戦うすべての人々を私たちウイリアムズ家は見守り続けていきます」(クレア・ウィリアムズ)

コンストラクターズタイトル9回、イギリスを代表する名門F1チームから、創業家が手を引くことを決めた。

2002年から父の会社に入ったクレア。その手腕には賛否両論があった/photo by gettyimages
 

フランク氏が1977年に創設したウイリアムズは、提携パートナーやスポンサーを次々と変えながらも、マクラーレンやフェラーリといった老舗とともに、モータースポーツ最高峰の舞台でしのぎを削り続けた。だがーー。

相次ぐマシン開発の失敗、資金不足、チーム首脳の更迭。ここ数年のチーム状況は、お世辞にもウイリアムズの看板を掲げるだけに資するレベルでなかったのは、F1ファンなら誰もが認めざるを得ない状況だった。

ただ、米投資会社ドリルトン・キャピタルがウィリアムズF1チームを買収する際、同社は副代表のクレア・ウィリアムズがチームを去ることを「良し」としていなかったという。

実際のところ、創業者の父・フランクから2013年にチームを引き継ぎ、実質の代表としてクレアがトップに立ってから、ウィリアムズの雲行きは怪しくなり始めた。メルセデスと提携した’14シーズンこそ、未勝利ながらコンストラクターズで年間3位の順位を収めたものの、チームは徐々に空中分解していく。