「計画は、失敗するのが当たり前」…知の巨人が伝授する究極の計画術

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3. 別のルートも考えてみて、複数のルートの中から実際に使用するものを選ぶ

4. 実際に計画を進めながら、項目を加える/減らす、離れている項目をつなげるなど、ルートマップを修正していく

資格試験の場合の学習ルートマップ ver2(筆者提供)
 

計画を立てると、「絶対にそれ通りに行動しないといけない」と思い込んでしまう人がときどきいる。

しかし計画とは、そもそも絶えず変更されるものである。ことに何かを学ぶための計画は、「よく知らない未知のもの」を対象としているため、始めた時点ではどのように進展するのかわからない。しかも学びながら学習者自身も成長するため、「今自分ができること」も絶えず変化する。そのため、最初に立てた計画は修正される運命にある。

資格試験の例についても、「過去問を解く」「テキストを読む」「ネットで検索してみる」など、ルートは多種多様だ。しかし最初に過去問メインの計画を立てたからと言って、ずっとそれにこだわり続ける必要はない。過去問が難しければネットで調べればいいし、検索結果がよくわからなければテキストを購入して読んでみるのも手だ。

このように、計画はつねに変化し続ける。だからこそ、一つのルートで失敗したとしても別のルートを探してみればいい。かつて難しくて解けなかった過去問のルートも、テキストを理解した後ならば有効な道になる。このように、プランニングは失敗と軌道修正を繰り返してこそ、磨かれていくのだ。

今回は、プランニングの意味と、大まかな計画の立て方について伝授した。計画の立て方だけでなく、「失敗してもいい」ということもわかってもらえたのではないだろうか。しかし計画が完成しても、物事はなかなか始められない。そこで次回は、最初の一歩を踏み出すテクニックを紹介しよう。

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