中国経済は、新型コロナと大洪水の被害を受け痛んでいる。コロナでは世界各国が影響を受けているが、中国ではさらに中南部を襲った大洪水の被害が大きい。
近年、中国も気候変動の影響を受けてか、大雨による洪水が多い。三峡ダムの決壊はかろうじて防げたが、被害は甚大で、食料危機すらいわれている。
このような国難の時には、国民の視点を対外的な政策に向けがちであり、中国はインド、日本、台湾などとの領土問題が激化している。
しかし、米国に対しては、軍事的には緊張感が高まったようにも見えるが、経済的には実に配慮した動きになっている。