88歳でも元気ハツラツ!大村崑夫妻に聞いた後期高齢者の「健康術」

大村崑夫妻の楽しい筋トレ生活【後編】

「40歳までは生きられないだろう」と言われて

大塚製薬のオロナミンCドリンクのCM「元気ハツラツ!」のキャッチフレーズで有名な喜劇俳優の大村崑さん(88歳)は、神戸のキャバレーのボーイからショーの司会者、そしてコメディアンになった。そして大阪・北野劇場の喜劇役者となり、さらにテレビに進出。劇場とテレビ局を掛け持ちする人気者になっていったのだ。そんな大村さんは、実は20歳になる直前、肺結核に罹り、片肺を切除している。

「医者には、『お前は40歳までは生きられないだろう』と言われました。それもあって、ボクは人並み以上に怖がりなんです。まあ、そうやって怖がって生きてきたから、元気でいられたのかもしれませんねえ」と大村さんは話す。

 

そんな大村さんが、86歳のときから夫婦でライザップに通い始め、運動や筋トレを行うようになったことをインタビューの前編で述べた。では、大村さんはどんなセッション(トレーニング)をしているのだろうか。ある日のセッションを見学させていただいた。

 
スクワットの負荷は30kg

この日のメニューは以下のとおりだ。

●ストレッチポールを使ったストレッチ…体全体のバランスを整える
●タオルストレッチ…背筋を伸ばす
●チェストオープナー…胸の筋肉や肩の前側の筋肉をほぐす
●チューブエクササイズ…チューブを使って背筋を伸ばし肩甲骨を動くようにする
●ラットプルダウン…背中の筋肉を鍛える
●スクワット…下半身の筋肉を鍛える
●腕立て伏せ…胸と肩まわりを鍛える
●シーテッドロウ…背中を鍛える
●アップライトロウ…肩まわりを鍛える

いかがだろうか。運動などご無沙汰の身としては、いかにも辛そうに思えるが、大村さんは「慣れればなんとかなる」と汗をかきつつ、バーを担いでいた。