〔PHOTO〕Gettyimages

剛力彩芽、オスカー退所…彼女を縛り続けた「ゴリ押し女優」の呪い

事務所に従ってきた女優の再スタート

ゴリ押しタレントと言われ…

女優の剛力彩芽が8月31日、所属事務所のオスカーを退社、独立することをインスタグラムで発表した。

「18年間お世話になりました株式会社オスカープロモーションを退所し、独立させていただくこととなりました」

長い芸能史を思えば、かつて禁句ですらあった「独立」の二文字を明記してタレントが大手芸能プロダクションから離脱するのは、時代の変化を感じさせる。これは公正取引委員会が、芸能プロとタレントの専属契約に違法性があるとの見解を出したことが大きいのだが、それでも芸能プロを抜けるタレントの多くはこの手の発表を最小限にとどめたりと、業界への気遣いがうかがえる。

それだけ芸能界における芸能プロの力は強いわけだが、逆に言えば本来、これほどタレント側にとって心強い味方もいない。才能が多少不足しても強い営業力で大きな仕事を獲得してもらえるからで、剛力も世間じゃ身の丈に合わないぐらい強く売り出されてきた「ゴリ押しタレント」の代表格といわれてきた。

剛力彩芽(2011年)〔PHOTO〕Gettyimages
 

そんな芸能プロをわざわざ抜ける。

理由は、報酬・待遇面もしくは仕事の量や方向性への不満、人間関係の問題などが多い。オスカーでここのところ米倉涼子や長谷川潤、福田沙紀ら立て続けに退社が続いているのは、古賀誠一会長の娘婿、堀和顯(かずあき)専務が主導権を握ったことによる新体制への不満が原因といわれる。

タレントから信頼されていた敏腕スタッフが次々に退社し、それを見て決心したタレントの話も漏れ聞く。公取委が奴隷的な契約を問題視し指摘したことは、オスカーの場合、タレントたちが独立する直接的な要因ではなく、あくまでタレントたちが同社のなかで抱えている問題を解決する手助けになったという形だろう。