『半沢直樹』が高視聴率を記録し続けている。先週の第7話も24.7%と、全話20%超えだ。
好調の背景には、毎回主人公の半沢直樹(堺雅人)がピンチに陥るも、最後には間一髪で大逆転をしてみせる爽快感がある。その大活劇は古田新太や市川猿之助など、憎まれ役の名演技があってこそだ。
そこで今回は、ここまでで視聴者が最も手に汗握ったシーンを成立させた悪役MVPは誰なのか、視聴率データに基づいて割り出してみた。
その前に、一体どれほどの人が『半沢直樹』に惹きつけられているのかを見てみよう。
今回の『半沢直樹』第2シリーズは、実はライブ視聴率だけでみると8月23日放送の6話で1.2ポイント下落している(ビデオリサーチ関東地区のデータ)。
8月23日から24日にかけて放送された日本テレビ『24時間テレビ』の影響と考えられるが、録画再生を加えた総合視聴率では、初回から5話まで右肩上がりで来ているのだ。恐らくライブが下がった分は、録画再生が補っているのだろう。