9月11日 世界自然保護基金(WWF)設立(1961年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1961年の今日、国際NGOの世界自然保護基金(WWF)が設立されました。

 

ユネスコの初代事務局長も務めたイギリスの生物学者ジュリアン・ハクスリー(Julian Sorell Huxley、1887-1925)は、人間の活動によって動物の生息域が狭まっていることを危惧していました。彼はアフリカで動物の窮状を目の当たりにしたことをきっかけに、野生動物保護の必要性を訴える活動を始めました。

ハクスリーは賛同者とともに、1961年に世界野生動物基金(WWF)を設立しました。このとき人々の印象に残るシンボルマークとして、当時ロンドン動物園の人気者であったパンダの「チーチー」が採用されました。

WWFは野生動物の国際的な取引の監視や密猟の防止に資金を提供したほか、世界各地で野生動物保護プロジェクトを立ち上げています。環境破壊や地球温暖化の影響が深刻化すると、WWFは「世界自然保護基金」と名を改め、野生動物が生息地を追われる大元の原因である環境破壊についても対処するという理念で活動を続けています。

Photo by Getty Images