【漫画まとめ読み】1分で泣ける!祖母、女教師、女子高生が「大切な人の死」から考えたこと

「会いたくても会えない」ひとがいますか?

2011年3月に東北のある港町で出会った豆柴犬と、お弁当屋さんを経営する柴ばあ。

家族を亡くしたひとりと一匹のマンガが、緊急発売されることになった。

コロナ禍の中での不安やストレスの中、当たり前だと思っていた様々なことの「貴重さ」が再発見されている今、大事なひとがいる大切さを伝えてくれるマンガと大きな反響を呼んでの緊急発売だ。

現代ビジネスでも、防災月間にあわせて大反響となった4ページ漫画をまとめて緊急掲載する。

緊急発売の理由を担当編集者はこう語る。

「Twitterでも掲載時に大きな反響を呼んだ「おまじない」をとりあげた現代ビジネスは、ネットニュースという形でしたが、たった4ページで500万PV超になるなど大きな反響を呼びました。

普通の漫画と違い、震災風景を切り取った4ページ、震災後の港町の東北の食べ物をモチーフとした人々の今を切り取ったストーリー、柴犬のかわいさ全開の4コマなど、それぞれ漫画家のヤマモトさんが、東北の今から感じた、「温かさ」「せつなさ」「がんばり」「しなやか」を切り取った作品です。

発表形態が様々なことも、その空気感に合わせて最適を選んだら、そうなった……というかなり自由な作りですが、そこも含めて、全部入りでコミックスを作ってもいいのでは? ということになりました。何回も読み返したいという反響をくれた読者のおかげです。

コミックスとしてはイレギュラーな構造ですが、そこも楽しんでもらえたら……。また漫画を普段読まないひとにとっても、よみやすい作品になっていると思います」

 

台風10号の例をとってもわかるように、2020年の災害では、コロナ禍の下での災害等ことで、感染症+異常気象、感染症+異常気象+大地震のように、ダブル災害・トリプル災害に備える必要がある。

東日本大震災が起こった東北では、七ケ浜町向洋中を卒業した高校生でつくる地域活動団体「きずなFプロジェクト」のように、今でも「津波の際の避難の大事さ」を伝えるために、紙芝居を幼稚園などで行うなど、地道な活動を続けている団体も多い。

「『会いたくても会えない』『行きたくてもいけない』という2020年の今、世界経済を含め、明日のことがわからない変化のなかで、「大切な人がいる温かさ」を豆柴太という柴犬にこめて書いています」と漫画家のヤマモトさんは語る。

「読んだ後に、抱きしめたくなるだれかを、なにか伝えたいだれかを想像できたら、今、その人を抱きしめたり、何か伝えたりしてほしいです」

本日発売の『柴ばあと豆柴太1』で、大切な人に思いをはせてみては……。