FRaU Webでフリーアナウンサー中村仁美さんが連載している「騒がしくも愛おしい日々」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

今年の夏休みはコロナの状況を考慮し、実家に帰省などせず自宅近辺で過ごしたという中村さん。日々成長を感じる三兄弟と夫の大竹さんと共にどんな体験ができたのでしょうか?

また、どの家庭でも悩むであろう「子どもの宿題」について。自発的に取り組むのを願いつつもやはりそうはいかない……。長男くんの自由研究を通して、「どこまで関わるべきだろう…」と悩んだ中村さんが気づいたこととは? 日常の中で見つけた「特別なひととき」を綴ってくださいました。

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子どもも大人もリフレッシュ!
「ステイ東京」の夏休み

短かった夏休みも終わりです。

前回のコラムでもお話ししたように、我が家は旅行を諦め、横浜の実家への帰省もせず、“ステイ東京”の夏でした。
おそらく活動範囲は半径5キロ以内。一見、何の変哲もない毎日でしたが、なかなかどうして、楽しい1ヵ月となりました。

テレビ三昧。こんなダルダルの日も多々。写真提供/中村仁美

まず、プールに行けないので、水鉄砲持参で仲良しのお友達と緑いっぱいの広い公園に集合。ママ友と連絡を取り合い、濡れてもいいように海パンにラッシュで、ということになったのですが……

長男は「公園で水着なんて、目立って嫌だ! みんなになんであいつ水着なんだってジロジロ見られる! 水着なら俺は行かない‼」と、さすが夫の遺伝子!と思わせる拘りを見せ、「誰もあなたの事は見ていないし、水着だとは見た目では分からないと思うけど」「いや、生地をみれば水着だって分かる!」という押し問答の末、我が家だけ普段着で参加。

さらに長男に便乗してついてきた次男が、履きなれないサンダルに砂が入ってしまうことにテンションがガタ落ちし、早々に「帰りたい……」を連発するという。
毎度のごとく、何事も親の思い通りにはいきませんね。

ただ、長男はよほど楽しかったようで、帰り際「夜ご飯も一緒に食べたかったし、その後も一緒に遊びたかったのに……」と珍しく涙目に。そして私も、久々の家族以外の“ママ友”と交わされる他愛もない会話が、どれだけ心のリフレッシュになったことか。

また、マスクをしながら暑いなか息子達の監視だなんて、汗だくの地獄絵図を想像していたのですが、土と緑に囲まれた木陰は、あれ?と思う程、街中より涼しく感じられ、寧ろ風が心地よいではありませんか。

“緑ってすごい! 木陰って涼しい!”

私の中で“木陰、最強説”が急浮上します。