〔PHOTO〕Gettyimages
# 韓国

韓国で「成長率&株価」下落のWパンチ、世界の投資家が背を向け始めた…!

成長率見通しが大幅マイナスに

成長率が急落

8月27日、韓国銀行(中央銀行)は、2020年の同国のGDP(国内総生産)成長率の見通しを従来のマイナス0.2%からマイナス1.3%に下方修正した。

見通しの中身を見ると、設備投資は増加すると見込まれる一方で、個人消費と韓国経済の最も重要な輸出が落ち込むと予想されている。

韓国の個人消費が減少する要因として、新型コロナウイルスの感染や文在寅(ムン・ジェイン)大統領の政策への不安は軽視できない。

文在寅大統領〔PHOTO〕Gettyimages
 

文氏の経済政策は、不動産価格の上昇や失業率の上昇などの不安を国民にもたらしているように見える。

足許、感染が再拡大する中で韓国の医師がストライキを実施した。

人々が先行きに期待を抱き、前向きな取り組みを進めることは難しい。

また、韓国経済の屋台骨ともいうべき輸出の減少予想が示された背景には、世界的な需要低迷への懸念がある。

韓国の成長率下方修正は、言ってみれば、世界経済の先行き懸念の高まりともいえる。

それは、わが国経済にとっても無視できないリスクだ。

近年の景気持ち直しを支えたわが国の機械、自動車産業の業況は厳しい。

個人消費がGDPの55%を占めるわが国経済の持ち直しは相応に緩慢なものとなる可能性がある。