撮影/佐藤圭
# 絶景 # 癒し

日本一早い紅葉 北海道大雪山が赤く染まり始めました!

2020年の紅葉前線のスタートです!

もうすぐ山の斜面は紅のじゅうたんに

日本で一番早く紅葉が始まる「北海道の背骨」大雪山が赤く色づき始めました。

大雪山系黒岳の斜面に自生するウラシマツツジの紅葉

撮影したのは、8月24、25日、大雪山系黒岳です。本州以南ではまだ猛暑が続いているようですが、北の大地では早くも秋の気配が漂っています。

ちなみに、大雪山というのは、北海道中央部に位置する火山群の総称で、読み方は、2種類あって、山を指す場合は「たいせつざん」で、国立公園は「だいせつざん」と呼ばれます。

 

黒岳は標高1984m、層雲峡温泉から7合目までロープウェーで上がることができ、大雪山登山の玄関口にあたる山です。

大雪山の紅葉は、まず、山の斜面に生育する低木のウラシマツツジが鮮やかな赤に染まり始めます。

紅葉したウラシマツツジの中に咲くイワギキョウ

一緒に、チシマツガザクラや、コケモモの実なども真っ赤になるので、秋の登山者は、足下に広がる紅のじゅうたんの中を登って行くことになります。

赤く染まったチシマツガザクラの実

9月に入ると、朝晩の冷え込みが増し、紅葉が加速します。

9月中旬頃には、ウラジロナナカマド、ダケカンバ、ウコンウツギなどが紅葉し、赤、黄、緑が混在する、色鮮やかな「映え度」抜群の風景になっていきます。

大雪山高原滝見沼の紅葉。撮影したのは3年前の9月下旬です

今年は、高山植物の果実の実なりが素晴らしいです。ガンコウラン、コケモモ、ウラシマツツジ、ナナカマド、クロマメノキ、ハイマツなどなど、どれもたわわに実っています。

ウラシマツツジの実

今年は、雨が少なく、高山帯は、あまり高温にならずに季節が進んだので、植物の生育には最適だったのかもしれません。

秋の稔りが豊かなので、木の実をエサにしている野生動物たちも大喜びなんじゃないでしょうか。