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もはや“骨なし”は当たり前、「コンビニの焼き魚」スゴすぎる戦略

大手3社に「こだわり」を聞いてみた

「さばの塩焼、おいしい」「めっちゃハマってる」「面倒くさい時はコレ!」――SNSなどを通じてコンピニの焼き魚が人気を集めている。中でも「さばの塩焼」は話題の的だ。極端に“映える”商品でもないが、なぜ、こんなに多くの人が惹かれてしまうのか。コンビニ大手3社の魚惣菜商品のトレンドを探った。

高まる時短ニーズのウラで

「コンビニの焼き魚って骨がなくておいしいですよね、どうしてなんでしょうね?」。

本稿を書くきっかけは、現代ビジネスの男性編集者から届いたメールだった。

コンビニの魚惣菜は、ずっと前から売り場に並んでいる。だが今、一段と消費者から関心を集めているのは、withコロナ生活の中、近所で買い物する人が増え、「あれっ、コンビニに焼き魚がある」と、改めて気づいた人がいるのでは……と筆者は推測していた。

セブン-イレブンの惣菜売り場
 

株式会社マクロミルの「新型コロナによる食生活と健康に対する意識調査」(2020年6月15日~16日、マクロミルモニタ会員20~69才の男女対象、2000サンプル、)によると、緊急事態宣言の4月以降、自宅での食事頻度の問いには「かなり増えた」(22.7%)、「やや増えた」(31.6%)と、合計過半数が自宅での食事が増えたと答えた。

注目したいのは、回数だけではない。「料理する頻度」の問いには57%が「増えた」とし、75%もが「今後も(料理する)頻度を維持する」と答えている