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「クックパッド離れ」が止まらない…!Youtubeの「レシピ動画」に敗北した理由

いま「レシピ」に求められる役割は…?

先日、レシピ検索サービス「クックパッド」社が中間決算を発表し、売上高6.7%減収、営業利益38.2%を計上しました。

同社は本年(2020年)2月に2009年7月に東証マザーズに上場以来初の赤字を計上して以降、苦しい状況にあることが推察されます。同社の主力商品であります「クックパッド」のプレミアムサービスも200万人を下回り、徐々に「クックパッド離れ」が進んでいるようにも見えます。

今回は、「クックパッド」のレシピ投稿サイトを見ながら、競合すると見られます「料理動画サイト」についても分析したいと思います。

急成長の背景にあったもの

まずは、外食産業の変遷を見ながら、「クックパッド」の成長をすり合わせましょう。

昭和60年(1985年)に「男女雇用機会均等法」が改正されたことにより、女性の社会進出が本格的に始まりました。それを背景にパートタイマーで働く女性が増え、家事の時間が削減されるようになります。

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特に、削減の対象になったのが「食事」です。食事をつくる時間を削減するために、“食の外部化”が行われるようになりました。例えば、それまでお昼ごはんは弁当が一般的だったのが、バブル時代も相まって、外食でのランチに切り替わったのです。

俗に、バブル崩壊は1991年と言われておりますが、1995年の住専破綻くらいからパートに出る専業主婦層が、外食産業・中食産業のパート市場に流れ込んできます。これ以降、日常マーケットの食をターゲットした外食店舗や中食店舗の潜在的需要が高まりを見せます。