撮影/佐藤圭
# 癒し # 動物

子キタキツネ兄弟のじゃれ合い【ストレスが溶けていく癒し動画付き】

コロナに負けるなfrom北海道
おいらは柴犬じゃないよ、キツネだよ
 

秋の自立に向けて兄弟で特訓中!

北海道の夏といえば、例年なら観光シーズン真っ盛りなのですが、今年は、新型コロナウィルス流行のせいもあって、海外や道外からの旅行客がほとんどいないので、道北の観光地も閑散としていました。

人間社会は、いつもと違うたいへんな夏になっていますが、野生動物たちは、これまで通りに北海道の短い夏を満喫しています。

5月に動画で紹介した、生まれて間もないキタキツネの子供たちも夏の間にだいぶ大きくなりました。

生まれたての頃は真っ黒、少し成長した5月ごろにも全身灰色の毛で覆われていましたが、夏の間に、少しずつキツネらしいオレンジ色に変わってきました。

今はまだ家族で暮らしていますが、秋の終わりにはそれぞれ自立していきます

春の間は、母キツネにべったりで甘えてばかりでしたが、このくらいに成長すると親がいなくても、巣穴から出てきて遊びまわるようになります。

巣の周りを探検したり、兄弟でプロレスごっこのようにじゃれ合ったりして、疲れると、日向ぼっこをしながらウトウトうたた寝…。

僕には、ただ遊んでいるようにしか見えませんが、このじゃれ合いは、狩りの仕方を覚えるための、重要な成長過程だそうです。晩秋の頃には親離れしなきゃいけませんからね。

このキツネの家族は、土管が並んだ廃材置き場を棲み家にしていて、兄弟全員がひとつずつ部屋を持っていました。通常、キツネは土手に穴をほったり、木の洞などで暮らしているので、ここは大豪邸と言っていいと思います。

最後に、気を付けていただきたいことをひとつ。

キタキツネの子供は、一見柴犬の子供によく似ています。以前、迷子になった子犬だと勘違いした人が、連れ帰って育てたら、キツネだったということがあったそうです。

キタキツネは、人間にも感染するエキノコックスという厄介な寄生虫を宿している可能性があります。

触ったりせずに、コロナ対策のように、十分距離をとって眺めるだけにしてくださいね。

激かわキツネ兄弟のじゃれ合いにうたた寝、ぜひ動画でもお楽しみください。