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# F1

ホンダから「日本人F1ドライバー」デビューの悲願…角田裕毅の挑戦

アグレッシブな「草食系男子」

F1のシートを射止められるか

角田がF1に行けなきゃ、日本人F1ドライバーはしばらく出てこないかもしれない。

彼の走りを見てきた日本のレース関係者の多くはそう思っている。

2020年、F1直下のカテゴリー「FIA F2」に参戦する20歳のレーシングドライバー、角田裕毅(つのだ・ゆうき)は誰もがその才能を認める逸材だ。

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そんな角田が8月9日に英国シルバーストーンサーキットで行われた「FIA F2」のスプリントレース(第2レース)で見事優勝を飾った。7月のオーストリア・レッドブルリンクでは予選でポールポジションを獲得するなど好調で、第6戦終了時点で、F1昇格に必要な条件を満たすシリーズランキング4位につけている

久しぶりの日本人F1ドライバー誕生の道が現実味を帯びてきた。

「草食系男子」という言葉が使われるようになって随分時が経つが、近年は日本のモータースポーツ界にも「優しさで溢れる柔らかい雰囲気」のレーサーが増えてきた。レーサーのイメージとはかけ離れた可愛らしい雰囲気やちょっと天然なキャラで女性ファンの人気を得ている若手選手も多いのだ。

今注目を集めている角田裕毅も、バブル時代のレースを知る世代からするとそんな風な雰囲気に見えるかもしれない。いや、本人に失礼を承知で言えば、大丈夫か?と思うくらい気が弱そうで、シャイだ。