日本株に「お宝」が…! プロがいま仕込んで儲けている「超強者銘柄」全実名

圧倒的なパフォーマンスだ…
大川 智宏 プロフィール

銘柄選びの「シンプルな法則」

まず、景気との関連でいえば、中央銀行がいかに金利を引き下げて資金を供給したところで、そもそも事業が好調で剰余資金も豊富な高自己資本比率の企業には資金需要はないが、不況に近い景況感の中で事業の継続を負債に依存しがちな低自己資本比率の企業はビジネスの苦境が継続する。

そして、前者は安定した利益を生み出し、内部留保を積み上げ続けることができるが、後者はじり貧のままだ。そして、投資家の視点からは、当然ながら前者に資金を集中させ、後者は格好の空売りの対象となりうる。

加えて、現在は世界的な過剰流動性によって、その投資マネーが無尽蔵に湧き出している状態だ。事業環境としても株式投資の環境としても、この自己資本を軸とした格差拡大のサイクルは強固だろう。

そうなると、銘柄の選定はシンプルだ。自己資本比率が高く、今後も内部留保を剰余金に積み上げられる可能性の高い銘柄群を買い、その逆の属性の銘柄を空売りするだけだ。以下の図は、このアイデアに沿ったロングショートのイメージを表したものになる。

図:実績自己資本比率と予想自己資本成長率の投資イメージ
図:実績自己資本比率と予想自己資本成長率の投資イメージ 出所 : 智剣・Oskarグループ
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そして、これに基づいて投資をテストした結果が、以下の図だ。

比較のため、実績自己資本比率と予想自己資本成長率の単体の場合のパフォーマンスも併せて載せてある。期間は、投資効果が明確となる2013年以降に限定している。 

図:実績自己資本比率×予想自己資本成長率 パフォーマンス
図:実績自己資本比率×予想自己資本成長率 パフォーマンス 出所 : Datastream
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