日本株に「お宝」が…! プロがいま仕込んで儲けている「超強者銘柄」全実名

圧倒的なパフォーマンスだ…
大川 智宏 プロフィール

株高との「矛盾」

加えて、その後の2007年からのサブプライム危機、リーマンショック時は凄まじい勢いの景気悪化と株式市場の暴落とが同期していたのもリーズナブルだ。

しかし、今回好況時は事情が異なる。

2013年の景気の回復及び株式市場の急騰は良いとして、その後の景気動向指数の強弱はまちまちであるにもかかわらず、株価は大幅な上昇を達成している。

景気動向指数のプラスの面積で見ると、前回好況時はリーマンショック前まで全面的にプラスで推移していたものの、今回好況時は期間で見ればむしろマイナスの状態のほうが長いほどだ。つまり、今回の株高は、長期にわたって景気の実態を無視し、逆行して抗うかのような矛盾を見せている。

そして、景気と株式市場の関係性のみではなく、市場の中身としての個別銘柄の属性についても、株高との矛盾を解消できない点がある。「自己資本比率」を基にした銘柄の投資効果だ。

図:自己資本比率の定義
自己資本比率の定義 出所:智剣Oskarグループ
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自己資本比率は、総資産に占める自己資本の割合のことだ。自己資本は剰余金などの現金性資産を多く含むため、この比率が高いと財務の健全性も良いと評価される。

そして、このファクターの投資効果が、2013年以降で強烈なリターンを生み出し続けている。