歯磨きペーストは必ず犬猫用を!

歯磨きペーストは、必ず犬猫用を使ってほしい。人間用の歯磨き粉は最後に吐き出すことを前提として作っており、犬猫に有害なキシリトールなどが使用されている可能性も高いため、人間用を犬猫に流用してはいけない。

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犬猫用の歯磨きペーストには、チキン味やフィッシュ味など、犬猫が好きな味がついていることが多い。まずは慣れてもらうためにも、歯磨きペーストをただ歯茎に塗るところから始めても良いだろう。好きな味が付いているペーストを選べば、おやつ感覚で食べてくれるので、意外と歯に触ることを許容してくれることが多い。また、初めは肉汁やパウチなどのウェットフードの汁を使うのもおすすめだ。

片川家の飼い猫「てんむす」ちゃんに歯磨きペーストと歯ブラシに慣れさせているところ 写真提供/片川優子

ペーストに慣れてきたら、次は歯ブラシにトライしてほしい。滑りが悪いと歯茎から血が出たり痛みを感じたりして歯磨き自体を嫌いになってしまう子もいるので、歯ブラシはこまめに水で濡らし、必ず歯磨きペーストを付けて使用する。

歯石は歯と歯茎の間の隙間、歯周ポケットに溜まるため、ここに斜め45度の角度で歯ブラシを当てて汚れを掻き出すように磨くのが効果的だと言われている。そして、すべての歯の外側と内側を磨くのが理想である。とはいえ、喜んで歯を磨かせてくれる犬猫はそう多くないので、はじめのうちは一度に全部の歯を磨こうとするのではなく、例えば2日か3日かけて全体を磨いていっても良い。

片川家の飼い犬「オグト」くん、歯磨き中 写真提供/片川優子

どうしても歯ブラシを嫌がったり噛んでしまう子には、はじめのうちはデンタルシートなどの拭き取りタイプのものを使用してまずは口を触る練習をするのも有効だが、本当に効果を得たいのならば上記の理由で歯ブラシに慣れてもらう事をお勧めする。