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離婚した元妻からの「請求書」に、年収800万男が「反撃」したヤバすぎる方法

疑心暗鬼、疲労蓄積…そして…
露木 幸彦 プロフィール

血も涙もない酷い仕打ち

確かに法定相続人は息子さん1人なので翔太さんの財産は息子さんが総取りします。遅かれ早かれ結果は同じなのだから、「早ければ早いほどいい」というのが息子さんの主張です。

しかし、翔太さんが再婚したらどうでしょうか。息子さんと再婚相手の相続割合はどちらも2分の1です。「どうせ再婚するわけない」という前提で話をしてきている時点で、翔太さんは「なめられている」というわけです。

ところで、息子さんに最も早く財産に入るのは今すぐ翔太さんが亡くなった場合です。だから息子さんのメールは「死んで欲しい」と言っているようなもの。抗がん剤の副作用に苦しむ翔太さんに対して血も涙もない酷い仕打ちです。

俺は金づるなのか… photo/iStock
 

離婚当時は6歳だった息子さん。別居前までは父親である翔太さんに懐いていましたが、元妻が連れ去ったまま離婚が成立。離婚の経緯を考えると元妻が翔太さんの悪口や欠点、不満を吹き込み続けたのでしょう。息子さんにとって翔太さんは実物以上に悪い父親に映っているのかもしれません。

残念ながら今では元妻の味方。翔太さんのことは金づるとしか思っていないのでしょう。

「どうしても払えって言うのなら払ってやりますよ。でも、これが最後。息子には一切、何も渡さないつもりですが、できますか?」

それが翔太さんが筆者の事務所を訪ねた理由でした。