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離婚した元妻からの「請求書」に、年収800万男が「反撃」したヤバすぎる方法

疑心暗鬼、疲労蓄積…そして…
露木 幸彦 プロフィール

息子と縁を切りたいんです

結局のところ、これ以降、翔太さんは妻子を連れ戻すどころか、妻と話し合うことも、息子さんの顔を見ることも叶いませんでした。ほとんど弁護士に言われるがまま、離婚届に署名したのは別居から1年後のことでした。

紆余曲折の末、親権は妻が持ち、養育費として月8万円を20歳まで、解決金として300万円、別居から離婚までの生活費として200万円を一括で支払うという極めて不利な条件をのまされてしまったのです。

息子とははなればなれに… photo/iStock
 

しかし、元妻はもともと人の名前で借金をしたり、浪費や借金が発覚すると姿をくらますような性格。翔太さんが自分の財産を託す相手としてふさわしくありません。では翔太さんが亡くなった場合、財産はどうなるのでしょうか。

まず、子どもだけでなく妻にも相続する権利(法定相続分=法律で決められた相続分)が認められています。具体的にいうと妻が遺産全体の2分の1、子どもが2分の1です。しかし、翔太さんはすでに妻と離婚しており、赤の他人です。「元妻」には法定相続分は存在しません。

一方、両親が離婚しても親子関係はそのまま続くので息子さんは相変わらず、法定相続分を有しています。そのため、翔太さんが亡くなった場合(遺言を残さなければ)、財産を手に入れるのは元妻ではなく息子さん。なので、筆者は「これで一件落着」と楽観していたのですが、翔太さんがまだ得がいかない様子です。

「正直、息子とは縁を切りたいし、『他に』何にも渡したくないのが本音なんです!」

翔太さんはそう言い出したのですが、一体、何があったのでしょうか?