医師・専門家が意見する「岡田晴恵さんはもう退場されてはどうか」

高視聴率の仕掛け人、ではあるが…
週刊現代 プロフィール

陰謀論では?

7月に再び感染者が増え始めると、岡田さんは再び「2週間後には」という「予言」を行った。

「医療現場も、あと2週間したら大変な混乱になる可能性もありますよ」(7月13日『モーニングショー』)。たしかに2週間後に都内の重症者数は6人から19人に増えたが、「大変な混乱」にはなっていない。

「どんなに優れた科学者でも仮説が外れることはあります。岡田さんの問題は、仮説が間違っていたときに、なぜ予測と違ったかを説明しないことです」(前出・唐木氏)

予測を外すだけならまだ害も少ない。だが、岡田さんはこれまで数々の「陰謀論」や「デマ」をテレビを通して発表し、それらを事実と信じ込む視聴者が続出した。

国内での感染が広がり始めた2月初旬では、コロナの検査は民間ではまだ実施されず、不安を感じる人も多かった。

そんな中、岡田さんはその理由を「感染研がPCR検査を民間に拡大することに消極的なのは、データを独占したいOBがいるから」と語ったのだ。

「この発言は、国立感染症研究所に対する重大な告発であり調査されるべきものです。しかし岡田さんは、その根拠を一切示しませんでした。データをもって事実を証明することは、科学者の基本中の基本であるはずです」(前出・唐木氏)

検査が拡大されなかったのには、検査薬が揃わないなど、合理的理由があった。当の感染研は疑惑に対し「事実誤認であり、感染症対策への悪影響を及ぼしている」と反論している。

これに懲りず、4月28日の『モーニングショー』ではコメンテーターの玉川徹氏が「行政の検査機関は土日に休んでいる」と指摘し、岡田さんも「(土日にPCR検査しているのが)全部、民間だというのは私も聞き及んでいます」と同調した。