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44歳専業主婦が狂った「ヤバい不倫」に、裏切られた夫の「意外すぎる結末」

娘のために…
露木 幸彦 プロフィール

結婚1年目の「妻の不倫」

このように妻の軽はずみな行動により奈落の底へ突き落された辰己さん。筆者は「今後の人生をどうするつもりですか?」と尋ねました。

娘さんの年齢からすると、妻の「不倫」は1年目の出来事だと考えられます。それから8年間、妻が当の男と続いていたのか、それとも別れたのか、他の男を物色したのか、何もしていないのかは定かではありません。

しかし、8年目のいま、DNA鑑定を行ったことから大して反省せず、心を入れ変えず、辰己さんへの罪悪感が乏しいのは確かです。それでも辰己さんは「離婚するつもりはありません」と断言します。

ところで日本の制度では夫婦が結婚している限りは共同親権のままです。これは夫と妻がどちらも親権を持っているという意味です。一方、離婚後は単独親権です。これは夫と妻のどちらかが親権を失うという意味です。

離婚後も共同親権を採用している国も多いですが、日本は単独親権です。もちろん、辰己さんが娘さんの親権を勝ち取ることができる見込みがあれば、離婚に踏み切っていたでしょう。

妻の不倫に、「離婚」をどうするか… photo/iStock
 

「人口動態調査」(厚生労働省。2016年)によると妻が親権を持つ場合は全体の84.4%、一方で夫が親権を持つ場合は 11.9%に過ぎません(複数の子どもがおり、夫と妻が親権を分け合う場合は除く)。

つまり、親権争いは辰己さんにとって8割方、勝ち目がありません。なぜなら、子どもがまだ小さい場合は父親より母親のほうが有利だからです。離婚にともなって子どもの環境を変えないほうが望ましい。そのことに異論は少ないでしょう。