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コロナ恐怖で多くの人が「受診控え」をしている…その功罪とは?

外来は20%、小児科と耳鼻科で40%減少

コロナ恐怖での受診控え

インフルエンザのように、夏になればウイルスの活動性が低下するとの楽観的な期待は裏切られ、新型コロナウイルス感染症は米国ほどの状況ではないものの持続している。

といっても、米国の状況も急速に変化しているようだ。

インターネット会議で医療関係者や大学関係者の様子をたずねてみると、9月からの新学期に備えて皆が毎週2回のPCR検査を受けることになったとのことだ。

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もちろん米国での地域格差は大きく、またPCR検査は万能ではない。

とはいえ、いまだに感染者の素性をつつき回す「対策」ばかりの国と比べると、竹槍に対する機関銃――21世紀的にはドローン兵器?――くらいの差を感じる、いやはや。

不要不急の(国内旅行を除く)外出を控えることが推奨されている日本では、医療機関への「受診控え」が大規模に起きているようだ。

先日発表された厚生労働省のまとめでは、4月と5月分での患者数で外来は20%、入院は8%の減少という。

とくに小児科と耳鼻科で40%減少と落ち込みが激しい。