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私語、スマホOK!「バイトが辞めない店」で不祥事が起きない理由

「元レスラー」経営者が語る秘訣
今年でオープンから24年目を迎えたステーキハウス「ミスターデンジャ―」。行列が絶えないこの人気店を経営するのは、著書『オープンから24年目を迎える人気ステーキ店が味わった デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実』(ワニブックス)を刊行した、元プロレスラーの松永光弘氏だ。「アルバイトが辞めない店」としても知られる「ミスターデンジャー」。異様なまでに高い定着率を、どのように実現したのか? その秘密を本人が語る。

異様なまでに高い定着率

『ミスターデンジャー』の従業員の定着率は異様なまでに高い。

よく同業者にも驚かれるぐらいで、いちばんの古株はオープン時から働いているから、もう24年目。次に長いスタッフも21年目。いまは8~9人の従業員に働いてもらっているけれども、短期間で辞めてしまう人はほとんどいない。

それは私が「従業員のための働きやすい環境」に気を遣っているから、という部分が大きいのかもしれない。

変な話、「松永さんは従業員に優しすぎる」という人もいるぐらいで、たしかにアルバイトで私に怒られた人は、いままでひとりもいないと思う。

もちろん、なにかあったら妻が注意はしている。

それを見ているから、そこに経営者まで加わって、ふたりで責めるような感じになったらよくないなぁと思って、私は怒らないようにしている。

これはじつは高校時代の相撲部の監督から学んだことでもある。

監督は負けても、絶対に怒らなかった。

 

なぜかと聞いたら「負けたことをあれこれ言っても仕方がない」と言う。

たしかにその通りだ。