子どもたちがコロナに思う「本音」

それに関連したよい資料があるので紹介しましょう。
次世代を育成するための医療や研究を行っている国立成育医療センターから8月18日、「コロナ×こどもアンケート第2回報告書」が発表されました。緊急事態宣言解除後、多くの子どもたちが長期臨時休校を経て、感染防止のための新しい生活様式が導入されるなかどんなふうに過ごしているのか、どんな気持ちなのかを調査したものです。6月15日~7月26日の間、全国の子ども981名、保護者5791名、計6772名が協力しています(国立成育医療センターHPより)。

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HPに掲載された報告書によると、子どもの 32%が「もし自分や家族がコロナになったら、そのことは秘密にしたい」と考えており、47% が「もし自分や家族がコロナになったら、そのことは秘密にしたいと思う人が多いだろう」と感じていました。このことは大人が向き合っていかなくてはいけない課題です。

さらに、22%が「コロナになった人とは、コロナが治っても付き合うのをためらう(あまり一緒には遊びたくない)」40%が「コロナになった人とは、コロナが治っても付き合うのをためらう人が多いだろう」と回答しています。つまり、治っているから大丈夫。さあ、一緒に遊ぼう! と言いづらい空気であることがわかります。

国立成育医療センター「コロナ×こどもアンケート第2回調査 報告書」より
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一方の保護者は、29%が「もし自分や家族がコロナになったら、そのことは秘密にした い」、73%が「もし自分や家族がコロナになったら、そのことは秘密にしたいと思う人が多 いだろう」と答えています。7%が「コロナになった人とは、コロナが治っても付き合うのをためらう(あま り一緒には遊びたくない)」、29%が「コロナになった人とは、コロナが治っても付き合うの をためらう人が多いだろう」と予想しているのです。

コロナが治った人と遊ぶかどうかに対して、親以上に子どものほうが敏感であることがわかります。平気そうな顔をしていたとしても、子どもたちは「コロナに罹ったら遊んでもらえないかもしれない」と恐れているわけです。

コロナになったらどうしよう……子どもの方がよりその不安を感じているといえる Photo by iStock