〔PHOTO〕iStock

日本人のズバ抜けた「清潔感」が、コロナ被害を抑えているという現実

江戸時代から続く「疫病回避の秘訣」とは

世界でも特殊な日本の「水感覚」

コロナの感染がひどい状況だが、海外の被害に比べると日本はまだマシな感じである。

大きな要因は日本人の清潔感にあるといってもいいだろう。

手を洗う。うがいをする。そして風呂に入る。この三つは江戸時代から守られていた。

日本人からすると当たり前だが、世界的な基準ではかなり特異なことである。

〔PHOTO〕gettyimages
 

とにかく「水」が使いたい放題というのは世界の中ではかなり珍しい。「湯水のごとく」は浪費の象徴だが、世界基準ではむしろ「節約」を表す。

水は命をつなぐためのもので、うがいして吐き出すなどということは考えもつかない。

風呂にしても、シャワーを浴びたり体を拭くことはしても、湯舟につかる。などといこともない。

アフリカの一部地域では、体を拭くのは水ではなくてスイカの果汁を使う。糖度ゼロのスイカを砕いて水にかえて体を拭くのだ。

そのくらい「水」がないのが世界なので、日本人の水感覚は少し特殊だ。