米津玄師、鬼滅の刃のUTがバカ売れしたが、そのウラでは… photo/gettyimages

ユニクロ「バカ売れ商品」の真実…米津&鬼滅「Tシャツ騒動」のウラで起きたこと

売り切れたはずが、店で「買えた」…?

ユニクロの「秘密」

8月14日金曜日の午前中、開店直前のユニクロの店舗に駆けつけてみるとすでにお店の前には十数人の、想定よりはやや長い、しかし新宿としてみれば比較的短い列ができていました。

私の前に並んでいる女性はしきりとスマホでこれからゲットする商品のメルカリの価格をチェックしています。開店と同時に列が動き出し、お店の入り口でアルコール消毒して売り場に向かう列。行列のお目当てはこの日から売り出されるシンガーソングライターの米津玄師コラボのUT(ユニクロのグラフィックTシャツブランド)です。

さて、本稿ではこの米津玄師と、その一週間前に販売されたこちらも人気のアニメ「鬼滅の刃」のUTの売れ行きを見ながら、経営コンサルタントの目で気づいた話を5つのポイントにまとめてお話ししたいと思います。

鬼滅の刃のUTは大人気になった photo/ユニクロ公式サイトより
 

オンラインで「真っ先」に売り切れる理由

時計を遡ること2時間前、私もスマホでユニクロオンラインをチェックしていました。米津玄師のTシャツについてはデザインが気に入ったものが2点あったのでオンラインで購入しようと思っていたのです。

それで朝食時にスマホをチェックしてみてわかったことは、朝9時時点でこのUTは飛ぶように売れていて、私が購入しようと思っていたデザインはS、M、Lすべて売り切れていたのです。この売れ方は街角経済評論家の血が騒ぐ異常人気です。それでその日の予定を変更して新宿の店舗の開店に駆けつけてみたわけです。

まず先にユニクロオンラインでこのようなレア商品の売り出し方をまとめてみましょう。最近のユニクロオンラインでは人気商品の発売日の販売開始時間がいつになるのかはっきりとは表示してくれません。今回も「8月14日の日中に販売を開始します」としか情報が出ていなかったのですが、米津玄師コラボUTに関しては午前9時では遅かったわけです。