今年もっともブレイクしている女芸人と言っても過言ではない「ぼる塾」。2019年の結成からわずか9ヵ月で、『ダウンタウンDX』『有吉ゼミ』『ぐるぐるナインティナイン』『アメトーーク!』『しゃべくり007』『人生が変わる1分間の深イイ話』『ネタパレ』などテレビ番組に引っ張りだことなっています。

ぼる塾は、田辺智加さんと酒寄希望さんによるコンビ「猫塾」と、きりやはるかさんとあんりさんによるコンビ「しんぼる」が合体して結成された女性芸人カルテット。現在、酒寄さんは育休中で、主に田辺さん、きりやはるかさん、あんりさんの3人で活動していますが、登録者数11万4000人を超えるYouTube『ぼる塾チャンネル』では、4人そろった姿を見ることができます。

結婚しても、子どもを産んでも「長く楽しく仕事を続ける仕組み」と、“4人のぼる塾”の夢について、オンラインインタビューでお話をうかがいました。

(取材・文/津田麻紀子)

左上から時計回りに、田辺智加さん、酒寄希望さん、きりやはるかさん、あんりさん

ツーマンライブをやるはずが…

――ぼる塾結成の経緯について教えてください。

あんり:もともと私とはるちゃん(きりやはるか)が「しんぼる」というコンビで、2年先輩の酒寄さんと田辺さんが「猫塾」というコンビだったんです。私たちのほうから、2018年の11月にツーマンライブをやっていただけないかとお声がけをして、やらせていただくことになりまして。そのときのタイトルが「ぼる塾」だったんですね。

その1回目のライブのときには、酒寄さんはもう妊娠されていて。でも、ライブに出られなくなってしまったんです。

田辺:つわりでね。

酒寄:そのとき(妊娠)3ヵ月くらいで。ツーマンライブに誘われて、オーケーして決まってすぐに妊娠がわかった感じでした。

あんり:ライブは、しんぼるの漫才と、田辺さんのピンネタでやるということになったんですけれど、それだけでは内容が薄いんじゃないかと担当作家さんに言われました。急遽、田辺さんを入れた3人漫才をやることになったんですが、これがコンビの漫才よりもウケまして。

それで手応えを感じて、2019年の「М-1グランプリ」にも出たら、コンビよりもユニットのほうが周りからの評判が良かった。私たち自身もやっていて楽しいということで、正式に結成したいと、田辺さんにやんわりアピールしました。