ロシアのアイススケート選手、エレーナ・ラジオノワ(21)がInstagramに決めポーズを投稿したのは8月1日のこと。黒いジャケットとタイトなデニムを着て、まるで本職のファッションモデルのように優雅な姿だ。
身につけているアイテムはどれもシンプルだが、スラッとしたラジオノワの体にフィットしている。最近の投稿は、お気に入りのアイテムを身につけたモデルのようなオフショットが多い。
ラジオノワと言えば、2013年、14年の世界ジュニア選手権を連覇、「天才少女」と言われ、将来のオリンピック候補として期待された選手だった。しかし15歳で迎えた2014年のソチオリンピックは年齢が足りず、2018年の平昌オリンピックは健康上の問題で出場できなかった。
彼女が最後に出場した公式戦は2018年のロシア選手権だったが、結果は10位に終わり、不満が残る大会だった。本人が明確な引退宣言をしたことはないが、事実上第一線は退いたと見られる。
そんなラジオノワだが、最近は新境地を開拓している。今年の2月には、「JIV」というスポーツブランドとコラボして、インナーやスウェットパンツをデザインした。
中でも黒いメッシュ地のトップスは現役時代に彼女が着た衣装をモチーフに作られている。ラジオノワ本人がモデルを務めた写真では、メッシュの部分から引き締まったウエストや太ももが見えていて、氷上で滑っていたころと変わらない美ボディだとわかる。