8月28日 日本初の民放テレビ本放送(1953年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1953年の今日、日本の民放によるテレビの本放送がスタートしました。

 

日本におけるテレビ放送の歴史は、高柳健次郎によるテレビ実験の成功から26年後の1953年2月1日に、NHK(日本放送協会)がテレビ本放送を開始したことに始まります。当時、発売されたばかりの白黒テレビ一台の値段は29万円と、大卒初任給の50倍以上の値段で、庶民にとっては手の届かない製品でした。

そんな状況で日本初の民放テレビ局として開局したのが日本テレビです。日本テレビは日本初のテレビ放送を目指して1951年から放送免許の獲得に動き出しましたが、アメリカからの機材輸入が遅れ、NHKの後塵を拝することとなりました。1953年8月28日午前11時20分、日本テレビは民放として初めてのテレビ番組『鳩の休日』を放送しました。

『鳩の休日』は、鳩小屋にいる3匹の鳩が羽をはばたかせるモノクロアニメーションとして製作され、純粋なテレビ番組というよりは、「日本テレビ」の局名を告知するジャンクション(局名告知)の役割を担っていました。『鳩の休日』は時代が下るごとにバージョンアップを繰り返し、2001年まで放送され続けました。

日本初の白黒テレビは松下電器(現・パナソニック)が発売した Photo by Getty Images