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ヤフーも募集した「副業人材」、企業と個人が得る「これだけのメリット」

リモート×副業がもたらすインパクト

2020年7月15日、「Yahoo! Japan(以下、ヤフー)が他社で働く副業人材を約100人募集 新サービスの創出に」というニュースが流れました。これは、新型コロナウィルスの感染拡大に伴うリモートワークが進んだことによる、ヤフーの「働き方の自由化」の一環です。

ヤフーに限らず、副業OKの企業が増える中、企業側も副業する側もこれからどのような働き方を視野に入れていくべきなのでしょうか。

自身も株式会社メルカリでカスタマーサービスのマネージャーをしながら、副業として他社でマーケッターをした経験を持つ、CX Value Lab株式会社代表取締役の廣瀬隆彦さんに話を伺いました。

ヤフーが大々的に打ち出した、新しい働き方の可能性

ヤフーの「ギグパートナー募集」は、複数の職種に渡っています。例えば、戦略アドバイザーや事業プランアドバイザーは、月5時間程度の勤務で5万円を支給。そのほかの職種も、週1回の勤務をベースに、経験やスキルに応じて5万円〜15万円を支給するとのこと。こういった募集の裏には、どのような狙いがあるのでしょうか?

「一番のメリットは、人の採用におけるマネジメントコストの削減だと思います。人を採用すると、トレーニングと動機付けをしなければなりません。しかし、おそらく今回の募集で集まってくるのは、専門知識を持ったモチベーションの高い方々なので、マネジメントする必要がありません。
東洋経済オンラインの記事によると、大手企業の要職経験者、フリーランス、学生、市長など4500人以上が応募しているという

もう一つのメリットは、採用コストを抑えられること。今回の募集はフルリモートOKなので、日本中や世界中から優秀な人材が集まってくることが予測されます。さらに、その人材の中で、かつヤフーのカルチャーに合う人材であれば、後々ヘッドハンティングすることも考えられるのではないでしょうか。

通常の採用だと、職務経歴書を見ればスキルはある程度推察できますが、カルチャーマッチは本当に難しい。一緒に働いてみないとわからない部分が大きいので、いったん副業人材として迎え入れる機会を持てるのは効率的だと思います」

 

そう語るCX Value Lab株式会社代表取締役の廣瀬隆彦さんは、エイベックス株式会社で法人営業やアーティストの販売促進などを担当。2009年に福岡へ移住し、株式会社WDI JAPANにてグローバルレストランチェーンのマーケティングを担当。2018年7月に株式会社メルカリへ入社。カスタマーサービスセンターのマネジメントなどを行いながら、副業としてコンサルティング会社でマーケティングをしていた経歴の持ち主です。