年末年始などの繁忙期には、私自身が全店舗を飛び回って現場をねぎらいます。売り上げ目標を達成したらともに喜び、売り場の改善策を聞いたら、できる限り反映する。経営と現場が一体になって、店舗を盛り上げています。
一番嬉しい瞬間は、お客様が「安い!」と驚く姿を拝見することです。
やはり売り上げには一喜一憂します。数字が悪い店があれば「何がおかしいのか」と考えます。また、値下げしても、お客様は次第にその価格に慣れてしまう。総菜やベーカリーも定番だからと安心すると売り上げは鈍化します。
逆に、何かの工夫で味をよくすると、しっかり売り上げは伸びていきます。そんな様々な課題を乗り越え「お得だわ!」と言われた時は、感慨もひとしおです。
一方、困っているのは「家庭での不良在庫」。日々、スーパー以外のお店にも行って、面白そうな品があるとすぐに買ってきます。それが冷蔵庫に溜まりまくっていて、最近は妻によく怒られています(笑)。
社長になって改めてすごいと思ったのは、創業者・飯田勧の発想力です。飯田の様々なアイデアは「前提を設けない」ことから生まれる気がします。