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激安スーパー「オーケー」、驚きの「33期連続増収」を達成できた意外なワケ

社長が明かした「前提を設けない」経営
夏目 幸明 プロフィール

たとえばマグロ。地中海で獲れたらすぐにマイナス50℃の超低温で冷やし、その温度のままお店に運びます。倉庫にもトラックにも設備投資しなければ実現できない自慢の味で、夕食時に一番美味しくなるよう時間を決めて解凍を始めます。

「旨い塩さば」もおすすめです。獲るのは脂がのった秋口だけ。現地・ノルウェーで加工・冷凍して一度も解凍せずにお店に届けるという、流通上、非常に難しいことを実現しています。

私も大好きですが、大好評をいただき現在は売り切れ。次は、'21年1月から販売します。

 

経営と現場が一体になって

大学時代、体育会の応援部に所属していました。自らプレーはできない特殊な立場ですが、気合を見せることで選手の士気を高め、結果に影響を与えることはできます。その経験がいまのオーケーで活きています。

私は前職の三菱商事時代、「次は何をやりたいのか」と考え、「商売の現場に出たい」と思い、ここに来る機会を得ました。だからこそ、社長就任前から様々なお店を訪ね、試行錯誤を重ねて来ました。

大切にしているのは、「お店の雰囲気は明るいに限る」ということ。従業員に活気があって、お客様が「あれも、これも買おう!」と盛り上がっていると、自然とお客様は増えると思います。